資源の有効活用と
環境負荷低減
サステナブルな技術の使用
① CLEAN VINTAGE
“水をセーブし、地球を救う―”
当社の繊維関連事業ではOEM事業を行っており、デニム製品も取り扱っております。
ヴィンテージ感を生み出すデニム加工には大量の水が使用され、その排水には多くの薬剤や染料が含まれており、水質汚染の一因となっています。この特殊な加工技術により、水の使用量を約90%削減できます。
- 薬品でのブリーチではないため、生地や製品そのものへの負担軽減
- 色落ちや変色もしにくい
② Kornit Digitalを使用した商品企画
「Kornit Digital」とは、Kornit Digital Ltd.が開発した水を使用せずに衣類にプリントが可能な技術です。華やかなプリントが特徴的な「LEONARD」では、この「Kornit Digital」でプリントした商品企画に取り組んでおります。
当社では、今後もサステナブルな技術を積極的に取り入れてまいります。
Cotton Policyの策定
グループ会社のDAKS Simpson Limitedでは“Cotton Policy”を策定し、 サステナブルなコットンの調達に努めております。
(詳細はサプライチェーンマネジメントへ)
環境に配慮した
ショッピングバッグを使用
当社が保有するブランド「DAKS」「LEONARD」では、お客様に商品をご購入いただいた際にお渡しするショッピングバッグに、FSC認証紙を採用しています。
当社が保有するブランド「LEONARD」では、アーカイブ生地を再利用し、LEONARDらしいプリントを活かした アップサイクル製品を定期的に百貨店インショップ、及びECサイト、直営店で販売しています。 *展開時期は、シーズン、店舗によって異なります。
循環する素材に命を吹き込み、⽇常を彩るラグジュアリーな装いをご提案します。
サンライズビルでの取り組み
当社が保有する「東京サンライズビル」「大阪サンライズビル」では、廃棄物の再資源化率を高める 取り組みを行っております。
- 廃棄物の分別を徹底するよう各テナントに要請
- 清掃員による廃棄物の分別確認
- 分別状況が悪い場合は啓蒙活動を実施
廃棄物の再資源化率
2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | |
---|---|---|---|
東京サンライズビル (目標:65%) |
63.5% | 67.6% | 67.2% |
大阪サンライズビル (目標:68%) |
62.3% | 63.0% | 68.4% |
事業系廃棄物の減量推進やリサイクルに積極的に取り組んだとして、大阪サンライズビルは大阪市の「ごみ減量優良建築物」として表彰されています。(表彰歴:2010年、2016年、2020年、2022年)
「DAKS」「LEONARD」
での取り組み
当社が保有する「DAKS」「LEONARD」では、“適正な在庫管理”と“消化率改善”による余剰在庫削減を推進しております。
- 夜間在庫連携サービス
夜間に店頭の商品をECサイトで購入できるサービスを導入し、販売機会の損失を防ぐとともに在庫の削減に取り組んでおります。
- 計画的な生産、販売
国内では正価販売率70%以上を目標とし、適量を計画的に生産、販売することに努めております。
- 受注生産
定期的にパーソナルオーダー(受注生産)を実施することで、余剰在庫を抱えない取り組みを行っております。
「ロイヤル・トリニティ・ホスピス」
を支援
「ロイヤル・トリニティ・ホスピス」とは、英国王室が長年にわたり支援する慈善団体です。英国王室御用達ブランドである「DAKS」は、当団体が運営するロンドンのアパレルショップに対し、英国内の最終在庫品を毎年寄付しており、売上のすべてがチャリティー活動や当ホスピスの運営資金に充てられています。