TOP MESSAGE

トップメッセージ

100年先の子どもたちのために―。 ファッションを通じてサステナブルな社会の実現に貢献します。

三共生興グループは1920年の創業以来100年以上にわたり、「生活文化提案企業として、人々の生活の質の向上に寄与し、豊かな夢のある社会の実現に貢献すること」を自らの使命として歩み、ステークホルダーの皆様とともに発展してきました。 当社の究極のテーマは、株主様、お取引先様、社員それぞれの満足度の極大化をはかるとともに、社会との共生をはかり、グループを取り巻く社会のあらゆる課題に取り組むべく長期的視点でSDGs経営を推進し、持続可能な世界の実現を目指すことです。

現在、予測が困難なVUCAの時代へ突入しており、当社を取り巻く事業環境は不確実性を増しています。そのような事業情勢の中で、地球環境問題をはじめとする社会課題への対応と、その情報開示が強く求められています。

代表取締役社長 CEO 井ノ上 明

当社ではサステナブルな社会の実現に向けて、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の3つの視点からそれぞれの課題を特定し、ファッションを通じて社会課題の解決を目指します。

まず“環境”では、温室効果ガス排出量(Scope1,2)の算定を行い、可視化を進めてまいります。また、環境負荷が低い素材・技術の使用や廃棄物の削減など、資源の有効活用と環境負荷の低減にも取り組んでいます。


つぎに“社会”では、多様な人材がやりがいを感じながら活躍できる環境を整備するため人材マネジメントを推進し、従業員エンゲージメントの向上を目指しています。 また、グローバルに事業を展開している当社では、様々なバックグラウンドを持った人材が活躍しているため、ダイバーシティマネジメントによって従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、会社としての成長につなげてまいります。 コロナ禍によって急速にオンライン化が進んだ今、グループ全体の相互コミュニケーションとして全社参加型リモートセッション「GROUP MEETS」を定期的に開催しています。私も年2回登壇しており、自身の言葉で会社の方針や今後のビジョンについて話し、従業員と価値観を共有する場となっています。

そして“ガバナンス”については、コンプライアンスの遵守や全社での徹底的なリスク管理、情報の積極的な開示など、引き続きコーポレートガバナンス体制を強化していきます。

当社は今後もステークホルダーの皆さまと共に対話や協働を重ねながらESG経営を実践し、100年先の子どもたちのためにサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。 当社グループへのご理解を深めていただくとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。